気づけば、最後のブログから3か月以上立ってしまいました・・・。
変わらず毎月定例会を行っています。
3月の定例会ではみんなで来年度の予定を考えました!
お泊りキャンプや放課後デイ、児童発達支援の見学、勉強会など・・・
親子で楽しめそうな企画を進める予定です。
一年ほど前・・・。すべての始まりは発達教室の先生からの電話でした。
市内保育園の先生方に「発達障がいの子の親の気持ちを話してもらえないだろうか?」
えー!!なぜ私が??、正直驚きました!!
人前で話すことは超超超苦手です。ちなみに今まで生きてきた中でやったこともありませんし、
そんな度胸もありません。(どちらかと言えば一人が気楽な引っ込み事案・・・の超人見知りです。)
「今まで県外にも出て色々な地域で沢山経験して見てきたやろ?遅れてると感じる事もあるやろ?全部話して。」
甘い言葉に乗せられ(?)しぶしぶながら、でも、いつも助けてもらってばかりの先生。
何かお役に立てることがあるのならば・・・という気持ちでお受けしました。
もちろん原稿がないとお話など出来るわけもなく。
私自身のこと、主人のこと、子どものこと。
育児のしんどさ、孤立感。絶望感。
診断を受けるまでの事や葛藤のこと。
ペアレントトレーニングで知り合ったお母さんたちに救われたこと。
そのお母さんたちとよく話たこと。
そして今、これからのこと。
ベテランの保育士さんを目の前に言いたい放題(今考えても恐れ多いですが。)
30分の予定が気づけば1時間近く話すという失態。
(先生方、お忙しい中、真剣に聞いてくださってありがとうございました!)
そんなこんなで、その先生と『この地域にも親の会のようなおしゃべり出来るような場所が
あればいいのに。』『先生作ってよ!』と話していたことが今では現実になってます(笑)
当時の発達教室では我が子に気をとられ親御さんと話す機会はほとんどなく、なかなか打ち解けられない状況。
市内の小学校のどこに支援学級や通級があるのかさえ知りませんでした。
発達教室の先生と色々話すうちに『周りのお母さんたちがどう考えているのかアンケートでも取ってみます?』と
本音では夏までには仕事を始めたい、就学前には引っ越したいと考え、そこまで積極的ではなかった私がアンケートを作り、
発達教室に通ってらっしゃるお母さんたちに応えて頂きました。(今となっては失礼な話です。申し訳ないです。)
結果は、「親の会に興味がある」「発達障害についてもっと知りたい!」「ペアレントトレーニングやりたい!」
みんな同じことを思ってたんだ!そう確信しました。
そこから話は進んでいったのですが、何分ど素人の私。そして、あくまで親。
専門家の先生を中心に茶話会やペアトレとか勉強とかしながら、色々おしゃべりして、親御さんたちと親睦を深められたらな。
そんな気持ちでしたが、実際には親御さんたちと会う機会もない中、まずは発足式!講演会!新聞にも取り上げてもらって!
想定外の目まぐるしい日々が続いてきました。
おかげさまで色々なところに温かい言葉やご協力などのお声かけを頂く一方
「もっと行政に訴えて!」「啓蒙活動を!」「もっと根回しして!」と幅広い分野から
ご指導くださる方も大勢いらっしゃいます。
しかしながら、今は実際何もなかったところに親御さんがホッとできる場所が出来たところ。
お話が出来てよかった!知らなかった情報が聞けて良かった!我が家も同じことで悩んでた!
そんな声を聞いて、やって良かったなと思います。
私自身、この一年、葛藤の日々でした。
会の外で動けば動くほど、知らなくても良かった情報を聞いて落ち込んだり、
おしゃべりがしたいと始めたことなのに、これはやらないといけないものかなと考えたり、
仕事は増える一方で、我が家の子育て、家事が手薄になったり。
今まで通り、気持ちよく子育てしていた方がよかったのではないか。
一体、親として参加をしているのか、支援者で参加しているのか。
おしゃべりできる場は出来たのだから、もう私は退いてもいいのではないか。
これで本当にいいのか・・・?いつのまにか自問自答しながら進めている私がいました。
でも、いつも目に浮かぶのは会の中で寄り添い、笑い、共感し、励ましてくれるお母さんさんたちでした。
今日、発達障がい以外の、ある親の会に参加をさせて頂きました。
やはり、そこには、それぞれの思いを話すお母さんたちの姿がありました。
そして、また元気になろうと思えるような、とびきりの笑顔がありました。
なので決めました!
来年度はやっぱり原点に戻ろうと思います。
会の中の親子で
本当にやりたいと思う事だけを楽しもう!
4月からは新体制で係を担当してくださるお母さんもいます。
どうぞよろしくお願いいたします。